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なかにし整形外科|リハビリテーション科・リウマチ科|三重県伊勢市のクリニック

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「健康のこと」などを発信しています。

スポーツ時の膝の痛み【オスグッド病③】

2021/6/11
去年より早く梅雨入りしましたが、梅雨の合間の晴れ間も多く、真夏日の暑さが身体にこたえますね。
体調を崩しやすい時期でもありますのでご注意下さいね。
今回はオスグッドシリーズの最終回です。
家で自分でもできるテーピングの方法についてお伝えしたいと思います😊

テーピングによって、膝蓋腱に加わるストレスを軽減し、疼痛を和らげる効果が期待できます。


使用するテープ:今回は伸縮性テープを使用します
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姿勢:ベッドや床の上に座り、軽く膝を曲げます



最後に、立ち上がって体重をかけた時に痛みが改善されたかどうかを確認してください。
基本的には痛みが強い時や運動する前に貼り、その日のうちにはがすことをオススメします😊 


鯖缶のちらし寿司【季節の食材で骨を強くしよう】

2021/5/31
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季節の食材を使用して、カルシウムとタンパク質の摂れるレシピを紹介します。
今回はこれから旬の時期を迎える夏の野菜、オクラ、枝豆、大葉を使用しました。
オクラと枝豆の栄養素についてはレシピ記載の通りです。
オクラにはカルシウムやビタミンK、食物繊維などが含まれています。
枝豆には大豆同様、タンパク質やカルシウム、カリウムなどが含まれ、大豆とは異なりビタミンCやカロテン、葉酸なども含まれます。
大葉には抗酸化作用のあるカロテン、肌や粘膜を守るビタミンB2、カルシウムなどのビタミンやミネラルが豊富に含まれています。
また、しらすや鯖缶にもカルシウムやタンパク質が含まれています。

最近は梅雨に入ったけれど、梅雨らしくなく晴れて暑い日が多いですね。
暑いと料理をするやる気もなくなりがちなので、ちらし寿司の素を使用して、簡単にご飯を準備して、上に乗せる具材もささっと火を使うだけで出来上がるレシピにしました。
茗荷や梅干しを加えると味のアクセントになりますよ。
またすべての具材を混ぜ合わせておにぎりにすれば、お弁当にも補食にもおすすめです☺

夏バテ予防にもおすすめします。
暑いと麺類やおにぎりなどの炭水化物単品の食事が多くなりがちです。
夏バテ予防には不足しがちなタンパク質やビタミン、ミネラルなどをしっかりと摂るようにしましょう。

❖夏バテ予防の対策❖
・エアコンでよく冷えた室内と暑い外の温度差に注意
・睡眠をしっかりととる
・栄養バランスのとれた食事
・こまめな水分補給
・適度な運動
これらのことに気を付けながら、これから夏バテ予防してくださいね。

スポーツ時の膝の痛み【オスグッド病②】

2021/5/15
GWも終わり、夏日が増えましたね。
今回は前回に引き続き、オスグッドのシリーズとして、ストレッチについてお伝えしたいと思います。

オスグッドに対する治療としては、前回にお伝えしたように、原則的には保存療法がメインとなります。

その一つとして、ストレッチが挙げられます。
今回は3つのストレッチについてお伝えします。

⭐️大腿四頭筋のストレッチ

大腿四頭筋は太ももの前面にある筋肉です。

①立位でのストレッチ 
②座位でのストレッチ

⭐️ハムストリングスのストレッチ

ハムストリングスは太ももの後面にある筋肉です。
ストレッチを続けても痛みが軽快しにくい場合は無理をせず、受診することをおすすめします。
次回は家でもできる、オスグッドに対するテーピングについてお伝えする予定です😊

鰆の菜種焼き【季節の食材で骨を強くしよう】

2021/4/24
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季節の食材を使用して、カルシウムとタンパク質の摂れるレシピを紹介します。
今回は鰆を使用しました。
鰆の栄養素についてはレシピ記載の通りで、DHA、EPA、ビタミンD、タンパク質などが含まれています。
鰆は他に塩焼きや西京焼きにしても美味しく頂けます。

菜種焼きは、鮭で作っても美味しくできます。
なばなのかわりにブロッコリーに変更しても美味しくできます。
小さい切り身を使用すれば、お弁当にも☺

スポーツ時の膝の痛み【オスグッド病】

2021/4/12
暖かくなり、今年は例年より早く桜の開花が始まりましたね。

スポーツを熱心に行っているお子さんが、「膝が痛い」と訴えたことはありませんか?
その場合はオスグッド病を発症しているかもしれません。あまり聞き慣れない病名ですが、オスグッド病とは成長期のスポーツ少年に多く発症する疾患です。
今回から、シリーズでオスグッド病についてご紹介します。

〜オスグッド病とは〜
10〜15歳の成長期にジャンプ動作やボールをけるスポーツのし過ぎが原因で、膝蓋骨の下にある脛骨粗面付近に痛みが生じることがあります。

脛骨結節(お皿の下の骨)が徐々に突出してきて、痛みが出ます。時には、赤く腫れたり、熱を持ったりします。休んでいると痛みが無くなりますが、スポーツを始めると痛みが再発します。
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引用元:日本整形外科学会ホームページ


【症状】

①膝蓋骨の下部が痛む・赤く腫れる・熱を持つ

②脛骨粗面の隆起や突出が見られ、その部分を押さえると痛い

③走る・跳ぶ・しゃがんで立つなどの動作中や動作後に痛みが生じる


長期の一過性の病気で、成長が終了すると多くは治癒するため、この時期はスポーツを控えることが大切です。
上記の症状を強くさせないためには、大腿四頭筋のストレッチングやアイスマッサージなどを行い、痛みが強いときのみ、内服や湿布をします。

次回はこのストレッチの方法をお伝えしますね。
お問合せはTEL: 0596-22-7771
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