なかにし整形外科|整形外科・リハビリテーション科

なかにし整形外科|リハビリテーション科・リウマチ科|三重県伊勢市のクリニック

ブログ

「健康のこと」などを発信しています。

座る時間が多い方の腰痛予防

2023/5/28
今回は【腰痛予防】についてです❗️

腰痛の予防・改善に役立つのは、正しい姿勢や適度な運動良いと言われています。
腰痛の方の場合、日常生活で注意しなければいけないのが、立つ・重いものを持ち上げる・座る・ベッドからの起き上がりなどの動作です。
これらの動作を行うときは腰に負担をかけないことが重要です。

近年では、テレワークの普及により『VDT作業疾患』が急増しています。「VDT作業」とは、パソコンなどを使用して、データの入力・検索、文章や画像等の作成・編集・修正等の作業のことを言います。
仕事などで長時間同じ姿勢を続けると筋力のバランスが崩れて筋力低下、猫背が進行し、首や腰の痛みの原因となります。デスクワークや運転職で椅子に座る時間が長い方は次のポイントを参考にしてみてください。
デスクワーク姿勢
次回は職場などで行える腰痛予防の運動をご紹介します🌟

嚥下障害のリハビリ

2023/4/22
今回は前回に引き続いて、
自宅でできる運動療法をやっていきましょう🌟

【首を回す運動】

①首をゆっくりと大きく右回り5回
②左回りに5回ずつ回しましょう。

ワンポイント☆
あごを十分にあげ、痛みのない範囲で行いましょう❗️

【肩甲骨を動かす運動】

両手をゆっくり上下に10回動かしましょう。

ワンポイント☆
胸を開くように意識しましょう❗️

【舌の運動】

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空いた時間を活用して取り組んでみて下さい☺️

嚥下障害について

2023/3/28
皆さん嚥下という言葉を知っていますか?
聞き慣れない言葉かもしれませんが、食べ物を口の中で噛み、飲み込みやすい大きさに変えて口から喉、食道、胃へ飲み送り込むことを意味します。
食べ物を口に入れ、嚥下するまでの過程は、おおまかに5つに分けられます。
嚥下
嚥下障害になるとどうなる?
①食事が制限される
→食べる楽しみが味わえなくなる
②運動に必要なエネルギーが不足する
 →疲れやすくなり活動意欲が減退する
③誤嚥を繰り返し、肺炎になる
 →口からものが食べれなくなり、さらに嚥下機能が低下する

日本では誤嚥性肺炎が死因の6位であり、
年間約4万人が亡くなっているといわれています。

嚥下障害の原因となる状態
●嚥下機能低下
日頃の活動量が低下すると嚥下機能が低下する
背中が丸くなると顎が前に出て飲み込みにくくなる
●呼吸機能低下
深い呼吸ができないと誤嚥しやすくなる
誤嚥時、痰の喀出能力が低下する
●口腔機能低下
咀嚼機能が低下し、食べ物の塊がうまく作れない
舌運動が低下すると食塊移送がうまくできない
●肩こり 首こり
肩や首回りの筋肉が硬いと嚥下筋が動きづらくなり働けない
肩甲骨の位置がずれて飲み込みを阻害する

次回は自宅でできる運動療法をお伝えします🌟

肩関節周囲炎の運動

2023/3/7
前回まで肩関節周囲炎についてお伝えしてきました。今回は家で簡単に行えるセルフエクササイズをご紹介します🌟

【テーブル運動】

①両手でタオルを押さえ、肘を前に伸ばしていきましょう。
②出来るだけ前までいって、ゆっくり戻ってきましょう。
③この動きを10~15回を目安に、1日2~3セット行いましょう❗️

ポイント☆痛みのない範囲で少しずつ動かしましょう

【肩甲骨の運動】

①手を後ろでタオルや棒を持ちます
②息を吸いながら、肩甲骨を寄せるように胸を張ります
③この動きを10~15回を目安に、1日2~3セット行いましょう❗️

ポイント☆呼吸をとめないようにしましょう

⚠️運動を行う際の注意
この運動で痛みが増すときは速やかに中止し、医師、理学療法士などにご相談ください。

空いた時間を活用して是非取り組んでみて下さい☺️ 

肩関節周囲炎②

2023/1/28
2023年のリハビリブログ第1弾です。
今年もよろしくお願い致します☺️

前回に引き続き【肩関節周囲炎】についてお伝えします。
今回は症状の例と回復過程、肩の健康自己チェックをご紹介します❗️

【症状の例】
①痛み
肩を動かすときや、夜中にズキズキする痛みが出現し、眠れないこともあります。
②動きの悪さ
肩の動きが悪くなり、手を上げたり、服を着替えたりすることがやりづらくなります。

【回復経過】
典型的な肩関節周囲炎は3つの病期を経て1〜3年くらいの経過で回復します。
①炎症期:初めの症状として痛みが出現し、肩を動かすことが苦痛になります。安静時の痛みや夜間痛を生じるようになり、拘縮(関節が動きにくくなった状態)が徐々に進行します。
②拘縮期:拘縮が中心となり、あらゆる方向に動きが狭くなりますが、痛みは軽快していきます。
③寛解(かんかい)期:拘縮が徐々にとれて、動きが改善していきます。

では、次の【肩の健康自己チェック】で状態を確認してみましょう。
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次回は今回紹介した肩関節周囲炎に対するセルフエクササイズをご紹介します🌟
お問合せはTEL: 0596-22-7771
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