なかにし整形外科|整形外科・リハビリテーション科

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足のつり・筋肉のけいれん

2023/9/29
皆さんは「夜寝ていて突然足がつる」「伸びをすると足がつる」など日常の些細なことで"足がつる"という経験をしたことはありませんか?
急に足がつってしまうのは筋肉の縮みすぎによるものです。
今回は足がつる原因をご紹介していきます🌟

【足がつる原因】
「足がつる」というのは、筋肉が縮みすぎて起こる、痛みを伴う筋肉のけいれんです。「こむら返り」とも言いますが、医学的には有痛性筋けいれんと呼ばれます。
足がつる原因は、はっきりとは分かっていませんが大きくわけて「筋肉の疲労」と「神経のトラブル」が主なものだと考えられています。

・筋肉の疲労
負荷の大きい運動を長時間続けると筋肉が疲労し足がつりやすくなります。特にふくらはぎの筋肉に疲労がたまりやすいとされています。

・神経のトラブル
椎間板ヘルニアや、加齢に伴う背骨の変形によって神経が圧迫され筋肉への信号の伝達にエラーが生じると足がつりやすい状態になります。また糖尿病で神経障害が起こると足がつりやすくなる場合もあります。

・その他の原因
血液の流れの低下、脱水などによる水分やミネラルの不足、薬の副作用

⚠️足がつることに加えほかの症状が合併している時は、注意が必要な病気が潜んでいる可能性もあるため、かかりつけ医を受診しましょう。

次回は足のつりの改善が期待できるストレッチをご紹介します❗️

ストレートネックの予防

2023/8/31
前回は『ストレートネック』についてお伝えしてきました。今回はストレートネックの予防法と、自宅で簡単に行えるセルフエクササイズをご紹介します🌟

【ストレートネックの予防方法】
日常生活の中で猫背やうつむき姿勢が習慣になっていることで、ストレートネックになる可能性が高まると考えられます。

・正しい姿勢を心がける
スマホ、パソコン使用時の猫背のような姿勢はストレートネックの原因となります。背筋を真っ直ぐに伸ばした正しい姿勢を意識しましょう❗️
画面を目の高さに合わせ使用するのがおすすめです。
スマホ、パソコンを使用する際は適度に休憩を取り首や肩のストレッチを行うことで首の緊張した筋肉をほぐしましょう❗️

・枕の選び方
枕の高さが合っていないと首に負担がかかります。使用している枕の高さが高すぎないか見直すこともおすすめです。
朝起きた際に首が痛い、疲れた感じがする、寝返りをしたときに身体に痛みや違和感があるといった人は枕の高さが合っていない可能性があります。
首にフィットした高さの枕を探してみてください❗️

【セルフエクササイズ】
・リラクゼーション
①椅子に深く座りましょう。
②両手を頭の後ろで組み、頭の重さを両手に委ねるように後ろにゆっくり倒して30秒キープします。
③両手で頭を支えながら、元の位置に戻しましょう。
✅頭の重みを利用して、ゆっくりと呼吸を止めないように右へ左へ傾けてみましょう。

・ストレッチ
①背筋を伸ばし顎を引きます。
②首を左にゆっくりと倒します。そのまま10秒間キープしその後倒した首をゆっくりと元の位置に戻します。
③左右同じように5回ほど繰り返しましょう

⚠️運動を行う際の注意
この運動で痛みが増すときは速やかに中止し、医師、理学療法士などにご相談ください。

空いた時間を活用して是非取り組んでみて下さい☺️

ストレートネックとは

2023/7/29
皆さんは『ストレートネック』という言葉をご存知ですか?直訳すると「まっすぐな首」となります。そもそも首はまっすぐなものなのでは?と思いがちですが、正常な首の骨は穏やかにやや前方へカーブしています。人間の頭の重さは約4~6kgと言われています。首の骨がカーブしているおかげで、頭の重さを分散させ衝撃を和らげることが出来ます。つまりストレートネックとは、その首のカーブが無くなり首の骨がまっすぐな状態で固まってしまうことを言います。こうなると、頭の重さを支える首には大きな負担をかけることになってしまいます。

ストレートネックの原因⚠️
スマホを見たり長時間のデスクワーク、姿勢が悪い座り方などうつむいた状態でいることが習慣になっているとストレートネックになりやすいといわれています。

ストレートネックの症状🔎
・肩や首、肩甲骨のコリ
・目眩、頭痛、耳鳴り
・首の動かしにくさ
・目の疲れ

ストレートネックチェック✅
①壁にお尻と背中を付けて立ちましょう。
②次の4か所が壁についているか確認します。
・後頭部
・肩甲骨
・お尻
・かかと
自然に出来ていればOKです。
後頭部が壁から浮いていたり、無理をしないと 付かない場合はストレートネックになっている可能性が高いです。

次回はストレートネックの予防と、自宅で行える簡単なストレッチをお伝えします⭐

腰痛体操

2023/6/30
今回は前回に引き続き、簡単にできる
腰痛体操をご紹介します🌟

【ふくらはぎのストレッチ】

ワンポイント⭐️
背中を逸らしすぎないように、ふくらはぎが伸びていることを確認しながら行いましょう。

【上半身のストレッチ】

ワンポイント⭐️
背中を逸らしすぎないように、ふくらはぎが伸びていることを確認しながら行いましょう。

【太ももの筋力訓練】

注意ポイント⚠️
①膝がつま先より前に出ないようにしましょう。
②つま先と膝が同じ方向を向きましょう
③戻す時は膝を伸ばしきらないように行いましょう。

空いた時間を活用して行いましょう☺️  

座る時間が多い方の腰痛予防

2023/5/28
今回は【腰痛予防】についてです❗️

腰痛の予防・改善に役立つのは、正しい姿勢や適度な運動良いと言われています。
腰痛の方の場合、日常生活で注意しなければいけないのが、立つ・重いものを持ち上げる・座る・ベッドからの起き上がりなどの動作です。
これらの動作を行うときは腰に負担をかけないことが重要です。

近年では、テレワークの普及により『VDT作業疾患』が急増しています。「VDT作業」とは、パソコンなどを使用して、データの入力・検索、文章や画像等の作成・編集・修正等の作業のことを言います。
仕事などで長時間同じ姿勢を続けると筋力のバランスが崩れて筋力低下、猫背が進行し、首や腰の痛みの原因となります。デスクワークや運転職で椅子に座る時間が長い方は次のポイントを参考にしてみてください。
デスクワーク姿勢
次回は職場などで行える腰痛予防の運動をご紹介します🌟
お問合せはTEL: 0596-22-7771
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