暖かくなり、今年は例年より早く桜の開花が始まりましたね。スポーツを熱心に行っているお子さんが、「膝が痛い」と訴えたことはありませんか?その場合はオスグッド病を発症しているかもしれません。あまり聞き慣れない病名ですが、オスグッド病とは成長期のスポーツ少年に多く発症する疾患です。今回から、シリーズでオスグッド病についてご紹介します。〜オスグッド病とは〜10〜15歳の成長期にジャンプ動作やボールをけるスポーツのし過ぎが原因で、膝蓋骨の下にある脛骨粗面付近に痛みが生じることがあります。脛骨結節(お皿の下の骨)が徐々に突出してきて、痛みが出ます。時には、赤く腫れたり、熱を持ったりします。休んでいると痛みが無くなりますが、スポーツを始めると痛みが再発します。引用元:日本整形外科学会ホームページ【症状】①膝蓋骨の下部が痛む・赤く腫れる・熱を持つ②脛骨粗面の隆起や突出が見られ、その部分を押さえると痛い③走る・跳ぶ・しゃがんで立つなどの動作中や動作後に痛みが生じる長期の一過性の病気で、成長が終了すると多くは治癒するため、この時期はスポーツを控えることが大切です。上記の症状を強くさせないためには、大腿四頭筋のストレッチングやアイスマッサージなどを行い、痛みが強いときのみ、内服や湿布をします。次回はこのストレッチの方法をお伝えしますね。
スポーツを熱心に行っているお子さんが、「膝が痛い」と訴えたことはありませんか?
その場合はオスグッド病を発症しているかもしれません。あまり聞き慣れない病名ですが、オスグッド病とは成長期のスポーツ少年に多く発症する疾患です。
今回から、シリーズでオスグッド病についてご紹介します。
〜オスグッド病とは〜
10〜15歳の成長期にジャンプ動作やボールをけるスポーツのし過ぎが原因で、膝蓋骨の下にある脛骨粗面付近に痛みが生じることがあります。
脛骨結節(お皿の下の骨)が徐々に突出してきて、痛みが出ます。時には、赤く腫れたり、熱を持ったりします。休んでいると痛みが無くなりますが、スポーツを始めると痛みが再発します。
①膝蓋骨の下部が痛む・赤く腫れる・熱を持つ
②脛骨粗面の隆起や突出が見られ、その部分を押さえると痛い
③走る・跳ぶ・しゃがんで立つなどの動作中や動作後に痛みが生じる
長期の一過性の病気で、成長が終了すると多くは治癒するため、この時期はスポーツを控えることが大切です。
上記の症状を強くさせないためには、大腿四頭筋のストレッチングやアイスマッサージなどを行い、痛みが強いときのみ、内服や湿布をします。
次回はこのストレッチの方法をお伝えしますね。